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桜色地平線

SoundHorizonの考察ブログ

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Moiraストーリー考察。

まだ発売から間がないので、続きに折りたたんでおきますね。



▽つづきはこちら

ストーリー考察。

いや、壮大なストーリーですね、Moira!!

取りあえず時間軸順に何が起こったのか整理しようと思います

1.        アルケイディアに神託が下る
神託の内容は「雷神域」の三つ
2.        国王夫妻のもとに生まれた子供たちが神託の「破滅を紡ぐ子」の条件に該当
「太陽が蝕まれる」と言えば恐らく日食のこと。
3.        殺すことになっていたところを、アルケイディアの双璧と謳われた男が引き取り、失踪に近い形で隠遁生活をすることになる
「双璧」という言葉から言って重臣であることには間違いない。同時に、双子座神話の元になった「カストルとポルックス」より、カストルの兄弟であることが推測できる。兄弟であれば「双璧」という言葉にも納得。
また、ただ子供を取り替えるのであれば、失踪する必要はない。恐らく殺せと言われていたのを王妃が嘆いていたため、CV大塚さんの重臣が引き取ったものと思われる。このあたり、オイディプス神話をきかせて、後の母后・兄皇子殺害につなげているものと考えられる。
4.        レオン殿下と双子の腹違いの兄、スコルピオスが隠遁していた「双璧」の片方を発見。子供達を捕縛、奴隷市場に売り飛ばす
恐らくスコルピオスは「重臣が突然隠遁生活」「神託の子誕生」から、その双子が誰なのかを推測し得たのではないか。そこで、妾腹腹とさげすまれた鬱憤を晴らすために、何も知らない子供達を売り飛ばしたのではないか。
5.        奴隷市場で離ればなれになる
·           兄エレン(エレセウス)はイリオン(風の都≒アルケイディア王都)で奴隷に。このころ、「死の影を見る」という特殊能力を開花させる。
·           妹ミーシャ(アルテミシア)は高級遊女(ヘタイラ)の見習いに
ヘタイラは古代ギリシアに実在。これを妾にするのがステータスだった。
6.        エレンはオリオンと友人関係になり、神殿の変態神官に復讐を目論む
7.        変態神官に襲われかかっていたミーシャと出逢い、三人で逃げる
「弓がしなりはじけた焔 夜空を凍らせて撃ち」に爆笑
8.        神域を血で汚したことに神罰が当たり、三人は離ればなれになる
·           エレンは暗唱詩人ミノスの弟子に
ミノスが「エレッセイアー」と言っていることから、後にエレンを主人公にした詩物語を書いたのではないか。「オデュッセイアー」との類似で。
·           ミーシャは「聖女」に拾われる
このとき見いだした能力とは、矢張り「死」にまつわる何かだろうか。これを切欠に星女神の巫女になったものと思われる。
·           オリオンはアナトリアの武術大会で優勝。王子さまとの噂が立つ
彼に関して言えば、恐らく王子さまでもなく、双子をひきとった家臣とのつながりもないと思われる。
「破滅を紡ぐ者」が生まれたのなら、捨てるよりも殺した方が手っ取り早いし、王室の血を引くものをそのあたりにさすらわせるわけにもいかない。ただ、家臣が失踪に近い隠遁をしていたことや、王子さまに対する庶民の憧れ、もしかしたらオリオン自身のはったりで(頭は良さそうなタイプだった)「捨てられた王子さま伝説」を利用したのかも知れない
9.        エレンはミーシャを求めて旅を続ける
10.    一方、レオン殿下は国を護るために東方から攻めてきたアマゾネスの女王、アレキサンドラに勝利する。だが、女は殺さないという彼自身の高潔さにより、アレキサンドラの「お前は私のものにする!」とのツンデレ発言
11.    ミーシャ、ヒドラの生け贄にされる
ヒドラの詳細は不明。ウミヘビ座神話のヒドラと関連性があるのか?
また、このときスコルピオスが手を下したのは、偶然なのか否かも気になる。
12.    エレン、ミーシャの死亡を知る。運命を憎み、祖国を憎んで東の国に走り、「紫瞳の狼=アメジストス将軍」となる
13.    レオン殿下たちの父王を、オリオンが殺害。後にそのオリオンをスコルピオスが殺害。スコルピオスはレオン殿下が処断
弓の名手として評判になっていたオリオンに対して、恐らくスコルピオスが「王子さま伝説」を使い謀反を唆したのではないか。レオン殿下の父王も嘗ては勇者であったため(死せる英雄達の戦いにおけるレオン殿下の台詞より)「勇者を射た星屑の矢」
次いで、国王の妾腹腹の王子としてスコルピオスが「謀反人」としてオリオンを処断
更にその奸計を暴いてか、レオン殿下がスコルピオスを処断
14.    奴隷部隊がイリオンを落とす
15.    レオン殿下とエレンが戦い、母后が割って入ったため、二人を殺害してしまう。だが母の台詞により、自分の出自を知る。
エレンは二刀流であるため(メイト特典より)両者を一度に殺すのも可能。
また、オリオンが「王子さま伝説(殺されたはずの王子は、実は生きている)」ということをエレンに語っていたのであれば、自分の出自に思い至るだけの材料は揃っていたことにもなりうる
16.    アレキサンドラ女王、レオン殿下に駆け寄ろうとするも殺害される
17.    エレン、冥王の器となってミラと戦うことになる。後に冥府の門が開き、「死人戦争」を起こすことになる。
これで神託は完遂されることになる。
雷を制するもの、世界を制する王になる
=雷をレオン殿下と考え、「王」を冥王と考える
他の二つについては、おそらく自明
これはクロセカ以来続く「結局人は運命には逆らえないのです」の暗喩に見える。エレンは運命に抗っているようで、神託からは逃れられなかった。
冥府の扉を開くといえば矢張り「オルフェウス」だが、奴隷部隊の「オルフ」は果たして彼なのか不明。
また、「死人戦争」についても不明。
18.    ミノスが「エレッセイアー」を著す
19.    「エレッセイアー」を信じたズヴォリンスキーが、イリオンの遺跡を発掘
これはシュリーマンの故事にならったものと推測される。
 
 
取りあえず時系列はこうかと思います。
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