忍者ブログ
NinjaToolsAdminWriteRes

桜色地平線

SoundHorizonの考察ブログ

HOME ≫ Entry no.12 「純粋に感想。」 ≫ [1] [15] [14] [13] [12] [11] [10] [9] [8] [7]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


純粋に感想。

考察ではなく、純粋に「Moira」感想行きます!
一応畳んでおきますね。

▽つづきはこちら

■全体として
なんて壮大な!
そもそもギリシア神話好き、そして叙事詩好きにはたまらないものがありました。サンホラでいえばクロセカみたいなものが一番好きなのです。
それに一つのお話に集中して作られているため、非常に把握がしやすくて、助かったといえば助かりました。他の地平線への線もかなり薄そうですしね。ただ、どこまでが本気でひいた伏線なのか洒落なのかわからなくて困りますね……あ、もちろん弓がしなり(略)は冗談だと信じております(笑)
 
メロディーもコーラスも贅沢! ミュージカルと同じ、「リプライズ」みたいになっているから余計ミュージカルっぽく……素敵だとおもいます。個人的には「雷神域」の「レーオンティーウス!」っていうコーラスと「奴隷達の英雄」の「エーレッセーウス!」ていうバックコーラスが好きです。
 
難を言うならいっそ二枚組にしてしまえば……! というのがひとつ。
もうひとつは英語聞き取れませんorz
ギリシア語なら諦めもつくんですが、英語だと半端に「ん、いまthe kingdom of ……なんて言った?!」みたいに(涙目)
 
■キャラ別(名前は暫定みたいなものですが)
○レオンティウス王子殿下
主役さしおいて真っ先に済みません。
好 き だ !(黙れ)
何回聴いても彼のところで思わず止まります。私こういう真っ白な英雄好きだっけ!? とは思うのですが、なんかもう、萌えと恋は落ちたら終わりだと思います(真顔で何を言うのか)
あの高潔さ、大好きです。
冗談はさておき、彼は登場キャラでも屈指の救われないキャラだと思います。王子らしく役目を全うしているだけなのに、伯父には命を狙われ、弟に殺され妹には巡り会えず……。そして故郷もまた滅びる。多分正統派の叙事詩では主役を張る人でしょう。
きっと優しい、まっすぐな王子さまだったのだろうな、と。
「我らアルカディオス 生きてまた会おうぞ!」のくだりでもう涙が出てきて、最期のエレンとの一騎打ちは本当涙が止まらない。
彼を一個人として愛してくれたひとがいたことを願ってやみません。っていうかアレキサンドラ女王! 是非!
 
○アレキサンドラ女王陛下
主役を(略)
何処のナタルだあんたは!!(悲鳴)
おかげさまであなたの絶叫と断末魔の絶息でこっちは不整脈ですよ! どうして下さるんですかあなたは!!
あのツンデレぶりがたまらないものがあります。
レオン殿下とは思いを交わすことが出来たのかなあ……。しあわせになれなくても、そんな時間があったと信じたい。だからああやって駈けてきたのだと思いたい。まあ、ナタル補正がかかってしまっているので余計です。
誰も書かなければ私が書いてやる畜生! くらいな勢いで。
彼女の出番は、CD二枚組にしないとないのだろうなあ……。
 
○エレセウス(エレン)
彼は気の毒の一言です。
あれだけ奪い尽くされればそれは運命を呪いますよね……。
最初冥王を聴いたときにはまさか「うわああああ!」で泣くとは思わなかったのです。
それにとうとう「さよなら」が言えなかったのか、と思うと余計に辛くて気の毒で……。
そして何が悲しいって、あれだけ運命に抗おうと立ち上がったのに、結局神託からは逃れられなかったあたりが……。
ズヴォリンスキーご夫妻のところに生まれてきたのが彼とミーシャであればいいな。……とは思うのですが、彼は冥王の器になっちゃったっぽいので生まれ変われるのかどうか微妙だと思う自分もいますorz
 
○アルテミシア(ミーシャ)
あの散り方は、強い散り方だと思います。
ソフィア先生の教え通りに全てを愛した結果、自分を捨ててしまったんですね。
何処のナタル(黙れ)
小さな頃憧れた水に映る月を遂に手に入れた、というところで涙腺決壊。その直前の「星女神の巫女」の冒頭、スタダのメロディーと相まって、手に入らないものを手に入れて「しまった」んだなあ……と。
 
○オリオン
しょっぱなから笑わせていただきました。
彼には色々期待をかけていまして(考察的な意味で)実はもの凄く面白いキャラだと思います。
実はミーシャの恋人疑惑とか。
恋人疑惑の根拠は薄弱なので、詳細はいずれ述べますが。他にも彼が何故嘗ての勇者(≒レオン殿下達の父王)を撃ったのかを考えると面白いな、と思います。今のところ、奴隷という自分の身分への叛逆と、スコルピオスに唆されたという二つの理由あたりが妥当かな、とは思いますが。恋人疑惑だとミーシャの敵討ちも入りますが。
 
○スコルピオス
若本さんわかりやすい!(笑)
さておき「ほほう……捕らえろ!」の奸智が好きです。もっと出番が欲しかった! 悪役として厳然とそこにいてくれたらよかったのに! 勿体ない!
でも彼の活躍を書くと一枚じゃ済まないですよね……。残念。
 
○ソフィア先生
ソフィア先生、というか「聖なる詩人の島」感想になりそうなのですが。あの女性に誇り高く生きなさい、っていう諭し方は半端なく素敵でした。
ルーナ・バラッド、ローザ・ギネ・アヴァロン陛下以来の女傑だと思います。
大好きだ!
 
○カッサンドラとマリーサ
娼婦のお姉さんの心意気っていうのはいつの時代も……。
簡単にその正邪、幸不幸をいうことが出来ない存在であるだけに、ただその強さに敬意を表するばかりです。
 
○カサドラ王妃
「カッサンドラ」の名前は彼女の方が相応しかったのではないかな、とか思ったりもしたのですが、まあ「イオカステ」でなくて一安心(カッサンドラ=ギリシア神話の登場人物。預言者だが誰にも信じて貰えず、不吉な預言しか出来ない呪いを受けている)(イオカステ=ギリシア神話の登場人物。不吉な預言を持つ我が子、オイディプスを捨てざるを得なかった王妃。恐らくエレンの物語のもとになった話ではあるが、彼女は幾重の偶然で息子を夫にする悲劇に見舞われるので……)
深見さんの演技が神すぎて泣きました。お母さん……!
 
○ズヴォンスキー
噴出しました(笑)
でもあの悲劇をあれだけ明るく語り、そしてなおも夢をみる、実は半端亡く強いひとだと思います。
生まれてくる子供の名は~……エレンとミーシャなんだよね?
しあわせにしてあげてください。まあ、このご夫婦ならきっと何があってもしあわせになると信じています。
この悲しい物語を救う存在だったと今は思います。
 
PR

●Thanks Comments

●この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
E-mail
URL
コメント
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード ※投稿者編集用
秘密? ※チェックすると管理人にしか見えません

≪ オリオンの立ち位置。 |PageTop| Moiraストーリー考察。 ≫



※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【酔桜屋琴姫】  Design by NUI.T  Powered by NinjaBlog